『豊かな体験を通して、自分らしく成長する』
学齢期の子どもたちは、世界も広がりいろいろなことを吸収していきます。この子どもたちが、これから多くの人たちの中で豊かに自分らしく生きていくことが出来るためにどんな力が必要なのでしょう?私たちは、『人と関わりあう力』だと考えます。人は誰しもひとりでは生きていけません。障がいのあるなしに関わらず、お互いに支えあっています。うれしい時にはみんなでそのうれしさを共感し、困ったときには助け合う。「人が好き!」と思える人は、きっと相手も「好き!」と思ってくれるはずです。これは社会(集団)において大切なことです。
もうひとつは、『知識ではなく知恵』。知識をつけるだけではなく、それを体験して、体感して身に付けていくことが『知恵』となるのではないでしょうか。「火は熱いから気を付けてね」よりも、実際に焼き芋の炎を見て、肌に感じる熱さで体感する。本能的にこの先まで近づいたら危険だなと思うことを大切にしています。
子どもたちにはこの先、思いがけないことがたくさん起こることでしょう。そんな時、なんとか対応ができ、乗り越えられるこの『知恵』こそが大切な力であると考えます。
樹のまわりは本宮山のふもと、自然があふれています。この恵まれた環境を活かし、よく自然の中に出かけます。風の冷たさや草のかおり、川底のぬるぬるした感触・・・そこには部屋の中や机にむかっているだけではわからないことがたくさんあります。
そして、仲間もいます。苦手なぬるぬるした川底も、仲間が楽しそうに沢ガニを取っているのを見て、自分もいつの間にか川に入っていた・・・なんてこともありました。仲間の力で世界がまたひとつ広がったのです。
しかし、仲間がいることはうれしいことばかりではありません。自分は「これがしたい!」けれど友達は「いやだ!」と言う。「あの子の遊んでいるおもちゃでボクも遊びたい!」樹のスタッフは、そっと見守ったり、時には相手の気持ちを伝えたり、「こんな風にしたらわかってくれるよ」とアドバイスや一緒にやってみたり・・・。
いろいろなぶつかり合いは『折り合う力』をつけるチャンス!トラブルが多いほど子どももスタッフも学ぶことが出来ます。
樹では、このような仲間と自然の中での数々の体験を通し、その子らしく豊かに成長していけるような支援をして行きたいと思います。
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NPO法人パルク 代表
TEL (0533) 93-7331
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